エドワード ・スノーデンさん
スノーデンさんの本読み終わりました。
エドワード・スノーデンさん、元々めちゃくちゃ気になっていた人。
CIAを告発したときからwikipediaや、彼のネット記事を読む度面白い人だなぁと思ってたので、本屋でこの本を見つけた瞬間絶対読みたい!!って思ってました。
本人が書いた本を読んだ事でネット記事だけでは分からない真実を知り印象もガラリと変わりました。
彼がした事自体が良い事なのか、悪い事なのか。
それについては私の知識では何も意見が出来ないけど、私と1つしか年が違わない彼が大国
アメリカを敵に回すってどんだけ?って思いました。それだけでも凄いです。
◆◆スノーデン独白 消せない記録 / エドワード・スノーデン/著 山形浩生/訳 / 河出書房新社 価格:2,090円 |
公務員の両親のもと、おそらくアメリカでは中産階級で育ち先祖はアメリカ新大陸で初上陸した、メイフラワー号に乗っていたとか。自分の祖先を遡って書いていて、アメリカ史の勉強にもなりました。(私が知らなかっただけかな)
彼は小学生ですでに親の確定申告をエクセルで簡単に作成していたそうです。スーパークレイジーな子供ですよね。
彼の両親も他の親と同じく「早く寝ろ」と言われPCの使用時間を制限されていたみたいだけど、確定申告をして見せ、使用時間を延ばして貰ったりと親を納得させる彼に感心してしまいます。
アメリカの2chサイトでは子供扱いされず対等な関係が彼の承認欲求を満たし、更に能力が開花したようです。
中学生で、原子力研究所へアクセスしシステムの脆弱性を教えてあげてたそうな、、。
恐るべし中坊です。
また彼の本から、アメリカがよく見えて面白いなぁと思いました。
中産階級の彼でさえ学生ローンを組んで大学に入学していたり。(アメリカの学生はこれがフツーなのだろうか)
1時間30分もかけてオーディオブックを聴きながらハイウェイで通勤する。
彼は米軍に入隊した後、CIA工作員として外交官や企業に潜り込む。
こういう複雑な事情も本を読んで知る事が出来て面白かったです。
そして、正義の為にやっている事が敵国?中華と同じことやってんじゃないだろうかと疑問を持つ過程は誰でもありそうな事かもしれないと思いました。
普通の人はそうどこかで感じてても、祖国を敵に回す事なんて出来ないですよね。。いやぁ。凄いです。
今現在、ロシアで恋人と静かに暮らしている。アメリカのマッチングアプリで出会った彼女さんと、10年以上も連れ添っていてそこもいいなぁと思います。
本を読んだ後、彼女さんのインスタへ返信すると、嬉しい事にお返事が来ました。
あなたもお幸せに!!と。
今読んでる本の登場人物と直接やり取り出来る世界って素晴らしいね。
しかも、幸せを願い合えるってホントに有難いことです。嬉しい。
川崎の本屋で出会った本から、ロシアまで繋がるなんて、う〜ん。人生って素敵だ。