Take Your Pills 頭の良くなる薬

最近Netflixのドキュメンタリーが好きで良くみている。

take your pillsは興味深くて能力主義の競争の果てをみているようなそんな気がしました。
 
人生、成功する為に生きるわけじゃない。幸せになる為に生きる。
これに尽きる。
 
アメリカの学生の間でアデロールというスマートドラッグ(頭が良くなる薬)が横行しているそうだ。集中力が高まりその結果学校の成績が上がるらしい。勉強する前に飲むみたいだ。
 
元々ADHDの治療薬なので、興味のない事に集中できるらしい。
学生以外にも競争が激しいスポーツ選手や競争にさらされる会社員も服用しているとか。
まあ、大学生の頃に使ってたなら抵抗はないのかも。
 
個人的に面白かったのが、ソファでゴロゴロしてた旦那がアデロール飲んだら皿洗いをし掃除をするようになったというものまである。
 
アメリカの子供の11%ADHDでアデロールで実際助けられてる家族も多いよう。
母親がADHDの我が子を育てていて自分が失敗して責められてる気になるというのはちょっと考えさせられた。。
 
私は幸いにも子育てで辛いなんて思った事はこれっぽっちも無いし,
それは娘が育てやすく、感謝すべき正にGiftかなと思う。
それがいいのか悪いのかは分からないが。
 
ただ、自分を責める母親の気持ちは何か分かる。
 
アデロールの成分はまさに麻薬だそうだ。(アンフェタミン
腎臓へ悪影響が少しあるっぽい事が動画で誰かが語ってた。
もちろん依存症もある。良くないね。
 
だから動画の結末的には薬を使うな~的な流れで終わっている。
 
アデロールと偽薬を使った実験では両方とも成績が上がる結果になったというのも面白いなと思った。完全なプラセボ効果だ。
 
人類はどんどん知識社会、能力主義、へ向かっている。
競争だ。
自分本来の能力以上が求められているのだと思う。
 
ただ、その先は果たして幸せなのか??
 
それを忘れてはいけない。
自分にとっての幸せを見つけないと。